このたびは「むてんかのこと」に足を運んで頂きありがとうございます。
管理人のKOTOママです。
今日は表示の不可解なルールについてです。
無添加生活ではまずは表示を見ることからはじめましょうと伝えていますが、その『表示』にこんな消費者にとって優しくないルールが存在していることをご存知でしょうか。
国内製造について
表示の裏側を見てると「国内製造」って書いてあることがあるんだけど、これって日本の原材料を使用しているってことなの?国産と何が違うんだろう?
内閣府の府令で国会の審議無しに「国内製造」という表示をすることが可能となりました。
例えば小麦粉。アメリカ産のポストハーベストがたっぷりかかった小麦粉を原材料としていても、それを国内で製造していたら「国内製造」と出来るのです。
近年国産の表示をやめて「原材料に日本のものを使っている」商品であっても「国内製造」と表示を一律にしようという行政指導がなされています。
いやなんでそんなことするんだよ
消費者をだますような、こんな表示はやめて欲しいですね。
国内製造ではなく『国産』や『○○(日本の地名)産』と表示があるものを買うようにしたいですね。
畜産物の場合
海外で生まれて海外で暮らしていた期間の方が長いのに国産牛なのか…。
厳密にお肉の生産場所を調べたい場合『個体識別番号』がついているので、ネットで自分で調べることは可能ですが…わざわざ調べて買う方はほとんどいないですよね。
私も調べたことはありません。調べなくとも買う時に分かる仕組みが欲しいですよね。
原産地規則
日本は様々な貿易協定に参加していますが、その中で『原産地規則』というものが使用されています。例えばRCEP。
RCEPや他のいわゆるグローバル貿易協定自体も非常に気になりますが、食に関わる発信をしている者として中でも特に気になるのがこの「原産地規則」というもの。
遺伝子組み換え、ゲノム編集、添加物のキャリーオーバー、今回の食品表示…
知りたいと思っても知ることすら出来ないケースが多々ありますね。
消費者賢くなり、このような事実に声を上げる。
そんな人が増えると状況が変わってくるのかなと思います。
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