このたびは「むてんかのこと」に足を運んで頂きありがとうございます。
管理人のKOTOママです。
さて農薬について。
簡単にはじめられる無添加生活と書いていますが、小難しい話になりそうな予感の農薬。
しかし、ここに触れない訳にはいきません。
興味のある方、ついてきてください!
そもそもさ、国産のものって安全じゃないの?
安全ってイメージがありますよね。
もちろん安全なものもありますが…農薬に関しては完全にNOです。
そんな…
まずは世界一売れたとされる農薬ランドアップの秘密から。
ラウンドアップって何?
グリホサートを主成分とする「ラウンドアップ」はモンサント社(現バイエル社)が開発。
ラウンドアップの主成分はグリホサートです。
ラウンドアップは遺伝子組み換え作物とセットで販売されています。
ちなみにモンサント社は遺伝子組み換え種子の90%を握っています。
ラウンドアップは当初は「安全な農薬」だと言われて発売されました。
対象作物は枯れず、周りの雑草だけきれいに枯らしてくれる。健康被害もない。
最初はそんな夢のような商品だと注文が殺到したんです。
しかし次第にこのような懸念が指摘されることになります。
2015年 | WHOの 国際がん研究機関 | ラウンドアップはヒトに対して発ガン性があると発表 |
2018年 | カリフォルニア地裁 | 裁判でラウンドアップががんを引き起こす可能性があるとするモンサントの秘密文書が明らかになる。 モンサント社敗訴。 |
2019年 | アメリカ連邦裁判所 | 発ガンの原因がラウンドアップにあるものとの訴えを認める判決 ※その後も続々と提訴が続いている |
2019 | ブリティッシュ メディカル ジャーナル | グリホサートは発ガン性に加え、環境ホルモン作用があり出生異常、 脂肪肝のほか、自閉症になるリスクが高いことを提示。 |
2019 | 国際産婦人科連合 | グリホサートの世界的廃止を呼びかけ |
コロンビア、スリランカ、EU諸国、ベトナム、タイ・・・等
グリホサートを禁止にしている国も数多くあります。
米国では現在、グリホサートを有効成分とする除草剤を使用し続けた結果、がんの一種である非ホジキンリンパ腫を発症したなどとして、モンサントを訴える民事訴訟が1万件以上起こされている。因果関係を認めて同社に数十億円という巨額の賠償金支払いを命じる判決が2018年8月以降、相次いでおり、親会社バイエルの株価が急落する事態となっている。
2019/7/25(木) yahooニュースより
それに対して日本はどうでしょうか?
完全に…世界の流れと逆行してるね…
ラウンドアップ、どうしても安全な気がしませんよね。
日本はどうして規制を緩和したの?どういう理屈があるのでしょうか?
え?これだけの裁判例や研究結果、各国の動向を無視して…?
日本の見解を見てみましょう。
「ラウンドアップ製品の有効成分グリホサートは、内閣府の食品安全委員会をはじめとして世界各国の規制機関から人体への安全性が確認された成分です。」
内閣府食品安全委員会が行った発ガン性試験によりラウンドアップ製品の有効成分「グリホサート」の発ガン性は否定されています。
米国環境保護庁は、ラウンドアップ製品の有効成分「グリホサート」に対し、いかなる人体への健康リスクも認めていません。
欧州化学機関はラウンドアップ製品の有効成分「グリホサート」に対し、発ガン性、変異原性、生殖毒性、遺伝毒性のいずれも存在しないと結論づけています。
ここで何かおかしなことに気が付きませんか?
グリホサートについて安全性は確保されてると言ってるけど、
肝心の「ラウンドアップ」については言及されていないんです。
ラウンドアップ=グリホサートではないの?
純粋な「グリホサート」単体には除草効果はないと言われています。
グリホサートは水溶性なので脂質が主成分の細胞膜を通過することが出来ないのです。
そこで界面活性剤等を添加して細胞膜に浸透するようにしたのが「ラウンドアップ」です。
界面活性剤の他にも色々混ぜて商品を作っているようですが「保護すべき企業秘密」として非公開とされています。
あくまでもラウンドアップの主成分「グリホサート」に対して
安全性を認めているという見解でしたよね。
※有効成分であるグリホサート自体にも毒があると言っている研究機関もあります。その見解の相違も本来は見逃せませんが…一旦置いておき先に進みます。
え?そうなの…?
完成品のラウンドアップは、有効成分のグリホサートより
100倍以上毒性が高いことがあると複数の研究者が指摘しています。
この検査方法で良いの?という疑問はぬぐえません。
公的な研究機関が大丈夫と言っているから大丈夫…?本当にそうなのでしょうか。
私たち一人ひとりが情報を得て判断していく必要がありそうです。
コメント